373diary

好きなモノを褒める練習をするつもりです。

音楽ゲームの原動力

音楽ゲームは、たったの1クレジットで他では味わえない気持ち良さを、あらゆる角度から提供してくれます。できなかった曲をクリアするということ、かっこいい音を自分が出すということ、成長するということ、単純にいい曲を聞けるということ。

モチベーションが上がる要素が人それぞれたくさんあるゲームだと思うのですが、自分は「かっこいい譜面」に感動することが多いです。そして、その譜面を絶対にできるようになってやろうという意志が、音楽ゲームの原動力になっています。

自分の中の、直近でもっとも上達の幅が大きいIIDXのDPを例にすると、LASER CRUSTER(DPA)の譜面を初めて見たとき、その譜面のあまりの格好良さに衝撃を受けたことが全ての始まりでした。延々と片手に降り注ぐ階段、完全に分離されたメロディとリズム。こんなにかっこいい譜面があるのか!こんな譜面をクリアできたら絶対に自分はかっこいい!上手い!

こんな感情が原動力となって、DPはモリモリと上手くなっていきました。(当たり前の話ですが)最初はクリアどころかまともに叩くことすらおぼつかない状態でしたが、色々な曲をプレイしていく過程で幾つものかっこいい譜面に出会い、それらをクリアすることで自分が上手くなっている実感を得て、更にモチベーションが上がり……と、良いサイクルの中でプレイできた結果、とうとう初めてノーマルゲージでクリアできたときの、あの感情の昂ぶりは今でも鮮明に覚えています。涙が出そうになるほど嬉しかった。

 

「上手くなる」ということ自体は副産物で、自分が気持ち良くなるためにプレイを続けることが大事かなと思っています。気持ち良さの中には「自分は上手い!」と思う感情もとても大事なことです。結局は一人対システムのゲームなので、周囲の人と比べて自分を下に置いたり、変に謙遜したりしないほうが楽しいですよ。

このブログの最初の記事でも似たような言葉を使っていますが、自分だけの「俺いま上手い!かっこいい!」、もしくは「この譜面かっこいい!できるようになりたい!」と思える譜面を探してみてください。きっとそれは大きな原動力となって、音楽ゲームをもっと楽しく、もっと好きにさせてくれるはずです。

 

以上です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

The ULTIMATES -Brightness-

好きなものを褒めるときに、上手く言葉が出てこなくて悔しい思いをすることが多くなってきたので、ゆっくり考えて褒めるためにこの場を用意しました。

第一回は最近GITADORAに追加されたThe ULTIMATES -Brightness-。

 

復活曲を除くとENCORE CONQUEST以来の、久しぶりのメドレー曲です。MODEL FT3のイントロから始まり、そこから怒涛の勢いでGITADORA無印の歴代アンコール曲を駆け抜けていきます。 

初めて上記の動画で曲を聴き、譜面を見たとき、興奮を隠せませんでした。96はなんて素晴らしい曲を作ってくれたんだろう。今では仕事が終わって家に帰ってくると、まずはこの譜面動画を見て「ああ、なんていい譜面なんだ」と癒されるのが日課です。どちらかと言えば曲よりも譜面の良さに感動しているので、譜面中心に書いていきます。

GFよりDMをがっつりやっている人間なので、どうしてもドラム寄りの目線になってしまうのですが、この曲は譜面が最初から最後まで叩いてて本当に楽しい。あからさまにコンボを切りにきてる部分や、譜面構成にモヤっとする部分がひとつもないというのは凄いことだと思います。

ドラムマニアというゲームは他に比べて体の動きが大きいぶん、あまり複雑でない譜面でも叩いててとても楽しいものだ、という意見を持っているのですが、その楽しい要素がふんだんに詰め込まれているのがこの曲です。

特に見習い天使地帯の表打ちから裏打ちに変わる箇所。なかなか他では体験出来ない気持ち良さです。疾走感300%。無理なく7拍子に乗ることもできるのもあって、なかなかの「俺いま超上手い!かっこいい!」ポイントです。この「俺いま超上手い!かっこいい!」と思える部分は音楽ゲームの醍醐味。

 

この譜面に出会ったその瞬間から、気持ち良くプレイできたということが、ドラムマニアを頑張っていてよかったなと思う瞬間の一つでした。

まだ難しいなと思う人がいたら、自分に合った「俺いま超上手い!かっこいい!」と思える譜面を探してみてください。このゲームがもっと好きになるでしょう。

僕は、この曲に、この譜面に出会えて幸せです。